演奏者紹介


エミリアーノ・グレコ楽団が東京に集結


Emiliano Greco

Vanina Tagini

Matías Grande

Nicolás Enrich

Manuel Gómez


日本の演奏者


会田桃子

鈴木崇朗

フオ シャオジュン

元永拓

エミリアーノ・グレコ
Emiliano Greco

Music director, Piano

「アストル・ピアソラ」、「アルヘンティーノ・ガルバン」でピアノの専門教育を受け、アカデミア・ナシオナル・デル・タンゴ公認のタンゴスタイルでの編曲のスキルを持つ。これまで、多数のタンゴショーにてディレクターを経験。「カフェ・デ・ロス・アンヘリートス」ショーのディレクターも務めた。現在は「タンゴラバーズ」や「フェデリコ・ペレイロ・クアルテト」のピアニストとして活動。歌手メリナ・リベラティとのデュオ「グレコ/リベラティ」で、2021年アルバム「ジュビア」を発表。タンゴ・コンテンポラリーのグループ「エン・デソルビタ」も率いる。

ヴァニーナ・タヒーニ
Vanina Tagini

Singer

名作詞家アルマンド・タヒーニの孫。2009年よりヨーロッパをはじめとする海外ツアーに参加、初のCDである「もう一つの歌」を世界で発表。2015年には、ヘルナン・ピキンのショー「パシオナル」のツアーに参加。2021年には、コリエンテス通りのムルティエスセナ劇場でのショー「タンゴ01-レナセル」に出演。現在、「パラシオ・タンゴ」、「タンゴ・パシオン」、「ブラックタンゴ」の女性歌手であり、ガブリエル・メルリーノとのデュオで「デュオ・タギニ・メルリーノ-インティモス」を発表しており、ブエノスアイレス市内のさまざまなステージで公演している。

マティアス・グランデ
Matias Grande

Violin

初バイオリン奏者として参加したのはテアトロ・コロン。1996年より現在までコロン劇場交響楽団に参加。2002年から約2年間、イタリアの歌手ミルバと「タンゴ・セイス」をアンサンブルしたり、グィード・カンテッリ室内管弦楽団に参加するなどイタリアでも活躍。2015年、大ヴァイオリニスト、エンリケ・マリオ・フランチーニに敬意を表し「キンテート・グランデ」」を設立。ウシナ・デル・アルテなどで公演。2021年には、セカンドアルバム「サーカス」を発表。これまで日本をはじめとするアジア、ヨーロッパなどで様々な公演に参加している。

ニコラス・エンリッチ
Nicolas Enrich

Bandoneon

ベアトリス・アルターレ、ルベン・オセスに師事。レオポルド・フェデリコ、フリオ・パネ、ホセ・コランジェロ、ワルテル・リオスといったタンゴの巨星たちと共演する経験を持つ。ピアソラの「コンシエルト・デ・ナカール」をサン・マルティン交響楽団と、「プンタ・デル・エステ組曲」をフランス国立大学室内管弦楽団と共演。またピアソラの交響楽曲をソリストとして演奏、メンドーサ・フィルハーモニー管弦楽団や青島交響楽団(中国)とも共演する。「フアン・デ・ディオス・フィリベルト国立アルゼンチン音楽オーケストラ」のバンドネオニスタ。

マニュエル・ゴメス
Manuel Gomez

Contrabass

タンゴのコントラバスはオラシオ・カバルコスに学ぶ。ロベルト・アルバレスの「オルケスタ・コロール・タンゴ」と共に、2001年以来世界各地で数々のツアーを行う。2009年、ダリオ・シュヴァルツシュタイン監督の短編映画「ヌエベ・エ・シンコ」の音楽を作曲・演奏。映画はビルバオ映画祭で最優秀短編映画賞を受賞。2010年にはレオポルド・フェデリコとウーゴ・リバス・カルテットの一員として参加したアルバム「センティード・ウニコ」がガルデル賞2010で「ベスト・タンゴ・オーケストラ・アルバム」賞を獲得するなど、輝かしい経歴を持つ。

会田 桃子
Momoko Aida

Violin

3歳よりバイオリンを始める。小松亮太のバンドで数年間ソロバイオリン奏者を務め、国内外のコンサートで活躍。その後ブエノスアイレス市立タンゴオーケストラ学校などで研鑽を積む。自身のタンゴバンド、「クアトロシエントス」で、「四月のうた」(2005年)、「TANGO-yong song plays Piazzolla-」(2005年)、「エル・サボール・デ・ クアトロシエントス 」(2009年)を発表。2014年にはソロアルバム「アル・シエロ・デシエルト?砂漠の空へ?」を発表。現在はジャズ、ポップス、シャンソン、ラテンなど様々な音楽シーンでも活躍している。

鈴木 崇朗
Takatoki Suzuki

Bandoneon

2001年よりバンドネオンを小松亮太氏に師事。2005年、小松亮太&オルケスタティピカのメンバーとして南米ツアーに参加。同年、アルゼンチンに留学、バンドネオンをオスバルド・モンテスやフリオ・パネ、ネストル・マルコーニに師事。2014年、2015年とアンドレス・リネツキー楽団のメンバーとして「TANGO ORIGIN」国内ツアーに参加。これまでに、あがた森魚、大貫妙子、坂本美雨、渡辺えり、姿月あさと、川井郁子等と共演。自身のグループ、鈴木崇朗cuartetoを主宰し、2020年に初アルバム「Toda mi vida」を発表

フオ シャオジュン
Huo Xiaojun

二胡

中国・天津生まれ。中国国家一級演奏家。元女子十二楽坊。8歳の時、国家の英才教育プロジェクトによりその才能を見出され、二胡の他ピアノの英才教育を受ける。天津音楽院付属中学、高等学校に入学。劉尊海に師事。中国における音楽の最高学府である中国音楽学院に入学。曹徳維に師事。中国音楽学院を優秀な成績で卒業後、北京の中国歌劇舞劇院(国家劇院)にて2001年~2015年の15年間、二胡の主席奏者を務める。中国国内以外にも、日本・アメリカ・カナダ・スペインなど世界各国の舞台に立ち、その風格と品格のある音色で多くの賞賛を得ている。

元永 拓
Hiromu Motonaga

尺八

琴古流尺八を大橋伶晴氏、菅原久仁義氏に師事。2002年尺八三重奏団「般若帝國」を結成、ニューヨーク等で公演。2003年日本音楽集団入団。2008年新純邦楽ユニット「WASABI」を結成、2012年メジャーデビュー、文化庁により東アジア文化交流使に任命される。国際交流基金派遣事業などこれまでに海外30ヶ国40都市で公演。NHK BSテレビ「地球テレビ エルムンド」や「J-WAVE MUSIC CEREBRATION」などTV・ラジオにも出演。現在、NPO法人日本音楽集団常任理事・運営委員長、上智大学箏曲部講師。